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iPhone の「故人アカウント管理連絡先」の設定方法:家族が写真を受け取れるように
iPhone はパスコードと暗号化で守られているため、本人がいなくなると、家族が中の写真を受け取るのはとても難しくなります。あらかじめ「故人アカウント管理連絡先」を設定しておかない限りは。設定は数分で済み、家族はあとで、あなたが iCloud に保存したデータを申請して受け取れます。
この記事は 2026-10-20 時点で確認した法令・公式の説明をもとにまとめています。制度や画面は変わることがあるため、最新の公式情報をご確認ください。
故人アカウント管理連絡先が受け取れるもの
| 受け取れる | 含まれない |
|---|---|
| iCloud 写真 | iCloudキーチェーンのパスワードやパスキー |
| iCloud のメッセージ、メール、メモ | 購入した映画、音楽、ブック |
| iCloud Drive のファイル | サブスクリプション、アプリ内購入 |
| 連絡先、カレンダー、iCloudバックアップ | 支払い情報 |
受け取れるのは iCloud に保存されているデータだけです(iCloudバックアップに含まれる写真も対象)。iCloud 写真も iCloudバックアップもオフで、写真が iPhone の中にしかない場合は、別にバックアップしておいてください。
設定の手順
- iPhone が iOS 15.2 以降か確認します。
- 「設定」を開き、いちばん上のご自身の名前をタップして「サインインとセキュリティ」に進み、「故人アカウント管理連絡先」をタップします(以前のバージョンでは「パスワードとセキュリティ」。表記はバージョンにより異なる場合があります)。
- 「故人アカウント管理連絡先を追加」をタップして、家族を一人選びます。複数の人を追加でき、相手は13歳以上である必要があります。指定した人は誰でも、一人の判断でデータの扱い(完全な削除を含む)を決められるので、信頼できる人を選びましょう。
- 「アクセスキー」を相手に渡します。「iMessageを送信」で送ることも(お互いに iMessage がオンの場合)、「控えをプリント」で印刷して手渡すこともできます。
家族はどう申請するか
- アクセスキーと、死亡を証明する書類が必要です。日本では、死亡証明書の代わりに、死亡の記載がある戸籍謄本が必要です。
- Apple の digital-legacy.apple.com から申請します。相手も iPhone を使っていれば、設定アプリから申請することもできます。
- Apple の審査が通ると、故人アカウント管理連絡先は一定の期間データをダウンロードできます(Apple の案内では3年間)。その後、アカウントは完全に削除されます。
Google とあわせて設定すると安心
写真やメールを Google フォトや Gmail にも置いているなら、Google のアカウント無効化管理ツール も設定しておきましょう。Apple と Google はそれぞれ自分のところのデータしか扱いません。両方設定しておけば、家族が受け取り損ねることがありません。
よくある質問
設定したら、相手はすぐに私のデータを見られますか?
見られません。あなたが亡くなったあと、相手がアクセスキーと死亡を証明する書類で申請し、Apple の審査が通ってはじめてデータを受け取れます。ふだんは何も見えません。
相手も iPhone を使っている必要がありますか?
Apple の案内では必要ありません。アクセスキーを印刷して渡しておけば、あとでウェブサイトから申請できます。
出典と確認について
この記事は一般的な説明であり、法的・医学的・財務的な助言ではありません。個別のケースは専門家にご相談ください。法令や各サービスの機能は変わることがあるため、下記の公式情報の最新版をご確認ください。
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